私がハンドメイド活動をする中で学んだことをまとめたtips記事です。
初回はアロマワックスサシェに使用するワックスの種類について解説していきます。
少しでもお役に立てば幸いです。
主なワックスの種類
アロマワックスサシェに使用できるワックスを紹介します。
ソイワックス
大豆から作られる植物性ワックス。白色で、柔らかくなめらかな仕上がりになります。
ソフトタイプ、ハードタイプがあります。
アロマワックスサシェの制作にはハードタイプがおすすめですが、しっとりした質感が欲しい場合はソフトタイプを選んでみてください。
アロマワックスサシェの制作には単体では使わず他のワックスと混ぜて使うのがおすすめです。
おすすめポイント
- 環境に優しい
植物性の再生可能資源から作られているため、環境に優しい。 - 融点が低い
融点は50℃ほどで、湯煎で溶かすことができる。 - 香りの保持力が高い
他のワックスに比べ、アロマオイルの香りをよく吸収し、長持ちしやすい。 - なめらかな質感
なめらかでしっとりとした表面に仕上がり、優しい雰囲気に。
注意点
- 硬度が低い
ソイワックスは硬度が低いため、単体では形状を維持するのが難しく、飾っているうちに歪んでくる場合がある。 - ワックスの色合いが限られる
元の色が白いので、濃い色や鮮やかな色を出すのは難しい。 - 温度管理が難しい
温度変化によって結晶化しやすいため、表面に白い斑点が浮き出る場合がある。 - ベタつき
単体で使用すると、ベタつきが気になる。
蜜蝋(ミツロウ、ビーズワックス)
ミツバチが作る天然ワックスで、硬度と粘性のバランスが良い素材です。
精製された白いものと、未精製の黄色いものが売られています。
基本的には精製ミツロウの方が使い勝手は良いですが、未精製の優しい黄色も魅力的です。
作りたい雰囲気にあわせて選んでみてください。
単体でもアロマワックスサシェを制作できますが、価格が高くなってしまいます。
おすすめポイント
- 環境に優しい
ミツバチの生産過程から得られる完全な天然素材で、環境に優しい。 - 融点が低い
融点は60℃ほどで、湯煎で溶かすことができる。 - 自然な質感とツヤ
自然な風合いと上品なツヤがあり、高級感を与えることができる。 - 適度な高度
硬度がありながらも柔軟性があるため、形状を長期間保つことができる。
注意点
- 価格が高い
原料コストが高く、ソイワックスの約2倍ほどする。
パームワックス
アブラヤシの実から採れる油を精製して作られた植物性ワックスです。
アロマワックスサシェに使えるものとしては、クリスタルタイプ(パームクリスタルワックス)とフェザータイプ(パームフェザーワックス)があります。
その名の通り、クリスタル模様やフェザー模様が現れ、どちらもキラキラした仕上がりになります。
白色なので、顔料を混ぜると模様が映えて、飾り付け無しでも美しいサシェやキャンドルができます。
単体でもアロマワックスサシェを制作することができます。
おすすめポイント
- 環境に優しい
天然の植物から抽出されるため、環境に優しい素材。 - 融点が低い
融点は60℃ほどで、湯煎で溶かすことができる。 - 硬度と形状保持力が高い
硬度が高いため型崩れしにくく、形状保持力に優れている。 - 美しい模様
他のワックスにはない、キラキラとした模様が現れる。
注意点
- 環境負荷が高い面もある
パームワックスの原料であるパーム油の生産が熱帯雨林破壊の一因とされるため、環境負荷が高い面も。 - 香り付け能力がやや劣る
パームワックスはソイワックスなどに比べると、アロマオイルの香り付け能力が若干劣る傾向にある。
パラフィンワックス
石油から精製される鉱物性ワックスです。比較的安価で入手できます。
半透明の乳白色で、透明感のある仕上がりになります。
単体でもアロマワックスサシェを制作することができます。
おすすめポイント
- 硬度が高く形状保持力がある
硬度が高いため、形状を長期間保つことができる。 - 融点が低い
融点は60℃ほどで、湯煎で溶かすことができる。 - 多様な色使いが可能
透明なので、さまざまな色付けを楽しめる。 - 価格が安い
他のワックスに比べて、コストが安価。
注意点
- 環境負荷
化石燃料由来の素材なので、環境負荷が高く環境に優しい素材とは言えない。 - 固まるのが早い
手早く飾り付けを行う必要がある。 - ヒビが入りやすい
固まる時に装飾の花材などの部分からヒビが入りやすい。
ジェルワックス
完全に透明で、ゼリーのようなワックスです。
ソフトタイプ、ハードタイプ、スーパーハードタイプなど、硬さ別で販売されています。
アロマワックスサシェに使用する場合はスーパーハードタイプがおすすめです。
使いこなすことができれば魅力的なアロマワックスサシェができますが、ジェルワックスのみで制作するのは厳しいと思います。
おすすめポイント
- 透明感
透明なワックスなので、花材などを沈めて閉じ込めるデザインが可能。 - 多様な色使いが可能
透明なので、さまざまな色付けを楽しめる。
注意点
- 融点が高い
他のワックスに比べて融点が90℃ほどと高いため湯煎では溶けず、目を離すと危険。 - 表面が汚れやすい
ジェルタイプなので、表面に指紋やホコリが残りやすい。 - 気泡が入りやすい
他のワックスに比べて気泡が抜けにくく、手間がかかる。
おすすめレシピ
- ソイワックス×ミツロウ
どちらも天然素材で、環境にやさしい組み合わせです。私はこの組み合わせで作っています。
ソイワックスのみで制作すると強度が足りず、固まる時や飾っている間に歪んでしまいますが、ミツロウをミックスすることで強度を増すことができますし、ソイワックスのべたつきも抑えることができます。
私はソイワックス6:ミツロウ4の割合で混ぜていて、ベストな配合だと思ってます。
ソイワックスのなめらかな質感に、ミツロウの程よいツヤが足されるので、高級感がありつつ優しい雰囲気になります。
- ソイワックス×パラフィンワックス
上記のソイワックス×ミツロウの組み合わせより、価格を抑えて制作できる組み合わせです。
ソイワックス3:パラフィンワックス7の割合がおすすめです。
少し透明感のある乳白色に仕上がります。
- 上記2つのどちらか+ジェルワックス
ジェルワックスを生かしたデザインを作りたいときは、上記の「ソイワックス×ミツロウ」「ソイワックス×パラフィンワックス」をベースにします。
ジェルワックスは強度が無いので、このベースの部分で強度を補う必要があります。
ベースを先に流し込んで、固まってからジェルワックスを流し込んでいきましょう。
割合は、ベース2:ジェルワックス1にすると歪みにくいです。
ベース部分が薄いと、飾っているうちに歪んできます。
上記はあくまでも私が試した中でおすすめの例です。
目指したい質感やデザインによって変わってきますので、組み合わせや割合をいろいろ試してみてください。
まとめ
アロマワックスサシェに使えるワックスを紹介しました。
作りたい雰囲気にあわせて、いろいろな組み合わせを試してみてください!







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